参加してみた感想
100kmウォーク(ウルトラウォーク)への参加を検討中の方に向けて「エンジョイ勢の感想」を述べたいと思います。
感じた事
- 割とガチ勢多い
- 無差別級の大会
- 割と不健康な大会
- エンジョイ勢は飲み込まれがち
正直「優しくは無い」と思います。
「エンジョイ勢 < ガチ勢」な印象です。
「自分を乗り越える」「自分との戦い」「自分と向き合う」「自分の限界に挑戦」
各イベントにもこういう言葉が目立ちます。
一方でマラソンはもっと参加者側の「意識の振れ幅」が大きい印象があります。
間口が広いと言いますか。
ガチ勢多し
装備がガチ、というより「歩き方」がガチの人が割と多いです。
「競歩」「速歩」系統のウォーキングの方。
恐らくタイムアタックをされているのかなと思います。
マラソン界隈と同じく「タイム」は割と参加者間での評価基準になっている様でした。
サブ18とかサブ20とか、そういう言葉がSNSでも飛び交っている。
- お散歩感覚
- LSD的歩行
は割と少数派かもしれません。
一方で中盤以降「結果的にそのペースに落ち着く」という人は多いです。
無差別級の大会
これが一番気になったかな。
身長は歩幅に直結しますので、条件が全く平等ではありません。装備以前の問題です。
競技では無いので問題は無いと思いますが、グループで歩く場合には大変だろうなと思います。
実際、中盤以降では「歩幅の小さい人(主に女性)」が辛そうにグループについていく姿を何度も目撃しました。
歩幅の差はボディブローです。疲労が溜まると一気に表に出てきます。
割と不健康
これは本当に衝撃的でした
割と「痛み止め」が市民権を得ています。
「ロキる」「ボる」という言葉をここで覚えたくらいです。
後「眠気覚まし」系統の錠剤も活躍していました。
「仮眠」等の休息より「タイム」が優先される世界の様で、タイムの代償としてカラダを傷つけながら歩く人が深夜から激増します。
これ、女性は特に要注意です。将来の変形性膝関節症・変形性股関節症の種を撒いて育てている状態になっている方が本当に多い。
エンジョイ勢が飲み込まれる
100kmウォークは50kmウォークに比べて張り詰めた感が割とあります。
スタート直後なんてもう「誰もが猛々しい」状態です。※オーバーペースと言っていい気がする。
殆どの大会で最後尾を歩くミサトっ子おじさんが見る風景はいつも同じ。
- ロケットスタート
- 20km~30kmで息切れ
- 50kmでヘロヘロ
- 50~でゾンビ化
このローテーションに嵌まり込むウォーカーさん達です。
大会特有の空気・高揚感は「自分のリズム」をいとも容易く破壊します。リズムを崩されるという事は種目問わず「最も避けるべき事態」です。
エンジョイ勢は特に注意しなくてはいけません。
というか、スタート直後はもう最後尾でいいじゃない。楽しいですよ。
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100kmウォーク、ウルトラウォークはマラソンに比べてマイナーイベントです。参加者もとても少ない。
「走る」より「歩く」の方がハードルが低そうなのにどうしてだろうか。と考えてみた記事です。
良かったら読んでみて下さい。
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