健康的に楽しもう
※「健康的に歩こう」というエンジョイおじさん個人の意見です。
頑張らなくていい
「歩く」を楽しもう
これに尽きる。
50kmを過ぎたあたりから、カラダを削りながら歩く人がどれ程多い事か。
時間は気にしなくて良いと思います。100kmを歩くという事だけでも十分凄い。
- 100km歩けるカラダを育て
- 100kmを歩ける歩き方を学び
- 淡々と100kmを通過しよう
「健康寿命の前借り(先取り?)」をしながら100kmを歩く必要は無いとおじさんは声を大にして言いたい。
24時間加圧はおススメできない
加圧商品は数時間で終わる競技中には大活躍をしてくれます。
ですが、半日以上の連続着用はおススメできません。
加圧商品の様々な効果は「自律神経を交感神経優位に傾ける事」によって起こります。
加圧商品は装着している間、ずっと交感神経がONのままです。
力も出しやすい、疲労も感じにくい。それは「血流が骨格筋に集められているから=偏った血流状態」であり「疲労が溜まらないではなく感じ難い」だけです。
溜まる疲労を感じ取る事ができず「実際の数値」と「感覚的な数値」の間に乖離が広がっていきます。
それは「痛み止めを飲んでいる」「眠気覚ましを飲んでいる」状態と本質的には同じです。「疲労の積み重なっているカラダ」を「積み重なっていない感覚」で運用する訳ですから。
記録狙いには良いですが、健康的に歩くという点ではおススメできません。
痛み止めはお勧めできない
ロキソニン、ボルタレンの常用はおススメしません。
1レースの間に数錠飲む、倍錠飲むというやり方は特におススメしません。
無理を押し通しています
レコードにかける想いもわかりますが、痛み止めを飲まなくても大丈夫です。辿り着けます。
今はまだ足りないだけです
痛み止めは「痛みは消してくれる」が損傷自体は治してくれません。痛み止めを服用して歩くという事は「損傷を広げ続ける」という事です。それも「痛みというブレーキを壊した上で」です。
つまり、損傷を広げるペースが加速しています。
レース終了後、休息をとれば痛みは割と早く治まるでしょう。
ですが関節の問題は別です
「変形性関節症の種」が確実に撒かれています。
1回の無茶で何かが起こる事は稀ですが「同様のカラダの運用」を繰り返す事で種には「栄養(負担)」が供給され芽吹きます。
将来のQOL(生活の質)に直結する問題を積極的にカラダへ埋め込み・育てている状態と言えますので、痛み止めを必要としない100km攻略をおススメします。
痛み止めが必要という事、それは「カラダに無理をさせている」という事に他なりません。
「優勝賞金1億!」であればわかりますが、現状の100kmウォークではリスク・リターンが全く釣り合わないのです。
眠気覚ましはおススメできない
仮眠をとりましょう。
カフェインの集中摂取はおススメできません。
- スッキリする
- 眠気が吹き飛ぶ
それは強制的に中枢神経を覚醒状態にしているからです。カラダのリズムに強制介入をする事は不自然・不健康な事だと考えますのでおススメしません。
カラダは休みたがっているのに、強制的に覚醒をして運用し続けるという事は「デスマーチ」が始まるという事です。
素直に休息・仮眠を取りましょう。
リュックはおススメできない
100kmウォークでリュックはおススメしません。首肩腰の負担が大き過ぎます。
「歩けるから問題ない」ではなく「カラダへの負担の問題」です。
リュックは家具の耐久テストをカラダで行っている様なものですから「ベスト型」を強く推奨します。
前日の重たい飲食はおススメできない
100kmウォークはカラダには大きな負担です。
ですので、なるべく大会の前日、前々日は軽めの食事で胃腸を解放してあげて下さい。
前入りするとどうしても「美味しい食事とお酒」が醍醐味の1つになると思いますが、想像以上に身体には重荷を背負わせています。
100kmウォークの負担、という小さな話ではなく「健康寿命」の話です。
カラダは限界を迎えるまで「無症状」で対応してくれます。「特に自覚症状が無い」から大丈夫という訳では無いのです。
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